アレルギー体質の人は花粉の時期になるとくしゃみが止まらなかったりペットの毛で鼻水が出たりつらいですよね。
猫アレルギーでも猫が大好きで猫を飼いたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
猫アレルギーの方でも飼うことが可能かもしれない猫、マンチカンのご紹介をします。
猫の毛の抜けやすさ
猫の毛の抜けやすさは毛の質と毛の長さによって変わってきます。
長毛の猫だからとか毛が柔らかそうだから抜けやすいのではと感じますが必ずしもそういうことではないのです。
猫の毛にはシングルコートとダブルコートという二種類の毛質があります。
シングルコートとは猫の毛の全体がその名の通り一枚仕立てのコートのような毛の質でハリがある毛で覆われています。
それに対してダブルコートとは二枚仕立てのコートでありしっかりした毛の下にふんわり柔らかい毛質の毛が生えている毛質です。
ノルウェージャンフォレストキヤットは長毛でダブルコート、メインクーンは長毛でシングルコートと違いがあるのです。
シングルコートに比べダブルコートの猫はふんわり柔らかい毛質のアンダーコートという部分の毛が季節の変わり目に抜けやすいと言われています。
マンチカンは、ダブルコートですのでシングルコートの猫に比べるとアンダーコートは抜けやすい毛質であります。
短毛と長毛で比べると毛の長さにより短い方が一般的には毛が抜けるサイクルが早いです。
抜け毛サイクルで比べてみると長毛のマンチカンの方が短毛のマンチカンに比べ抜け毛のサイクルは遅いといえます。
猫の毛が抜ける時期
猫の毛がはえ変わる時期は一般的に春から夏前です。
春毛が多く抜けるのは、暑くなる前には体の毛を落として外気温に備えるためです。
外猫であれば猫の毛皮がそのまま外気温から体を守る役割を果たすので自分の毛をしっかりコントロールしなければなりません。
家猫は毛皮の量をコントロールする必要はありません。
なぜなら最近のマンションは特に気密性が高く部屋の中の温度は一定温度を保たれている部屋も少なくありません。
このような場所で飼育されている家猫は気温差が激しい場所で飼育されている猫に比べて毛のはえ変わり頻度は少ないのです。
家の中の気温差をあまり大きくしないことで大量の毛が抜けることを防ぐことは猫アレルギーにとってもある程度有効なのです。
しかし人間の髪の毛と同様、毛根には一定の時期が来たら生え変わるサイクルがあります。
マンチカンのブラッシングをよくすることで毛が生え変わる時期の抜け毛を少なくすることは可能なのです。
まとめ
猫アレルギーの方は猫の抜け毛が気になり猫を飼うことに躊躇されている方もいるかもしれません。
しかし部屋の温度差に気を付け、よくブラッシングすることである程度の落ちる抜け毛を少なくすることは可能なのです。
猫アレルギ―の方も毛を毎日お手入れをすることによってマンチカンと生活することはできるのです。