マンチカンは現在人気がある猫ですが、アメリカを原産とする比較的な新しい品種の猫です。
ペットショップでは短足でちょこちょこと歩き回る姿には癒される人も多のではないでしょうか?
短足で有名なマンチカンは、ミックスとして何種類の猫がいるのかご紹介します。
マンチカンの歴史
マンチカンの歴史は比較的新しく1944年に初めて短足の猫として発見されたことが報告されています。
当時は新しい猫種ではなく突然変異で誕生した短足の猫としての発見でその後戦争などで一時姿を消していました。
1983年、アメリカで犬に追いかけられていた野良猫を保護しその猫が生んだ短足の猫がマンチカンのルーツになったのです。
短足のマンチカンは生まれる割合が約20%と少ないため希少価値があったため様々な猫種との交配が進みました。
そのため多くの短足の種類の猫が誕生し現在に至っているのです。
マンチカンの短足を受け継いだ種類とは
マンチカンの短足とペルシャ猫の優雅な長毛を受け継いだミヌエットという種類の猫は気品のある猫として有名です。
ミヌエットは短足の犬が大好きだというジョセフというブリーダーがマンチカンを知ったのがきっかけで誕生したとのことです。
もともとの名前はナポレオンでしたがフランスからクレームが入りミヌエットに名前が変わりました。
ペットショップでは人気が高いベンガル猫とマンチカンとの交配された種類のジェネッタという猫も人気です。
短足のマンチカンのかわいさとベンガル猫の野性的なかっこよさを持つ猫です。
ジェネッタは2006年に誕生した種類の猫で野生的な見た目をしていますが短足はマンチカン譲り、性格は甘えん坊という可愛い猫なのです。
ラムキンという種類の猫はマンチカンとセルカークレックスの交配種の猫です。
体重は2-4キロ、成猫になっても子猫のような可愛さを持っています。
見ためはマンチカンの短足とふわふわカールの巻き毛が特徴的で子羊に似ているのでラムキンと名付けられたのです。
落ち着きがありながら好奇心旺盛、両方の良いとこどりの穏やかな性格、あまり鳴かないため飼いやすい猫種なのです。
ラムキンと同じブリーダーが交配させたキンカローという種類の猫もいます。
マンチカンとアメリカンカールとのミックスで1990年頃の誕生だと言われています。
マンチカンの短足とアメリカンカールのカールした耳、柔らかい毛が特徴の猫です。
性格は活発で遊ぶことが大好き、賢い面もあり芸などを覚えるキンカロ―もいるのです。
まとめ
マンチカンとの交配種である短足の種類の猫は有名な種類で8種類、色や毛の種類などで分けるとさらに多くの種類がいます。
短足のマンチカン同士の交配は奇形が進むとして規制されたことから他の純血種との交配が進み多くの種類のミックスがいるのです。
多くのミックス種がマンチカンの短足と、社交性があり遊び好きな性格を引き継いでいるのです。