マンチカンは短い足が可愛い猫ですが、短足は突然変異で生まれたことはご存じでしょうか?
アメリカで発見された後、遺伝子の研究がなされ健康上問題がないと証明されたため短足のマンチカンとして新たな種として登録されました。
マンチカンの歩き方がいつもと違って変な感じ?おかしいと感じたら何をチェックすればいいのでしょうか?
マンチカンの短い足について
マンチカンの短足は突然変異で生まれたものですが遺伝学上の検査で健康上問題ないということが確かめられています。
マンチカンは短い足であればあるほど人気があるためより短い足のマンチカンを求めて短足同士を交配させることもされていました。
しかし将来遺伝疾患のリスクが高くなるため現在では禁止されているのです。
現在では正しい知識を持ったブリーダーのもとで管理交配されているため健康な短足のマンチカンが誕生しています。
猫世界のダックスフンドとも呼ばれている通り普通の猫に比べると足は短いため腰の骨、関節などに負担がかかることは間違いないのです。
マンチカンの歩き方が変?
猫は四足歩行するため人間より上下運動が大きく腰に負担がかかりやすいと言われています。
またマンチカンは食欲旺盛ですし体質的に肥満になりやすいため、食事の量と運動量が比例しないとすぐに肥満になってしまいます。
普通の猫より足が短いマンチカンが肥満になると腰を支えている椎間板と呼ばれるクッション状のものが押しつぶされたりしてヘルニアになりやすいのです。
私達人間が椎間板ヘルニアになると足がしびれて歩けなかったり座っても寝ても腰痛がひどく耐えられない痛みを感じる人もいるほどです。
マンチカンはつらい症状があっても伝えることはできないため歩き方が変だったり動かなくなったりするのです。
ひどい場合は食欲もなくなってしまうこともあるので普段と違う歩き方であったり座り方が変な場合等あればすぐに獣医さんに見てもらいましょう。
肥満だけではなく高齢になることにより椎間板のコラーゲンが減少しヘルニアになることもあります。
歩き方がおかしい場合のチェックすべきこと
歩き方が変だなと思ったら、チェックすべきことはまず足をひきずっているかどうかを確認しましょう。
歩く姿を見て後ろ足に力がしっかり入っているかもチェックポイントです。
活動的で好奇心旺盛なマンチカンが運動をいやがったり、おもちゃを出しても遊ばなかったりしたら要注意です。
上記3点が当てはまる場合はすぐに獣医さんに見てもらうことをおすすめします。
まとめ
マンチカンは普通の猫より足が短いため肥満や高齢になることや、腰に過度の力が加わったりすることで椎間板ヘルニアになりやすいのです。
椎間板ヘルニアになると歩き方が変だったり、運動をしなくなるなどの症状が現れます。
本格的な椎間板ヘルニアにならないよう健康的な食事と運動ができるようにして長生きしてもらうようにしたいですね。